主婦が看護師になって仕事と家庭の両立を図る際に、よく問題となることがあります。それが夜勤です。
入院施設のある病院で勤務する看護師は、夜勤業務に従事しなければならない場合が珍しくありません。
夜勤は生活の時間が昼夜逆転するため、肉体的に大きな負担を感じる看護師は多いです。
また夜勤では、仕事と家庭の両立に支障をきたす恐れがあります。
家庭を持つ女性が看護の仕事との両立を図るためには、家族の協力がなにより必要不可欠です。
家族で家事の役割分担を決めて負担を減らし、夜勤の日にも必要に応じて家事を代わってもらう必要があります。
また夜勤業務を務める看護師にとって、体調管理のためにも家族の協力が欠かせません。
昼夜逆転する夜勤の仕事では、日中に睡眠時間を取ることになることから、静かに就寝できる環境がないと睡眠不足に陥ってしまい体調を崩しかねません。
そこで看護師の仕事を始めることを決めた主婦は、自宅の中に落ち着いて就寝できる環境を整えられるかチェックが必要です。
自宅に一番睡眠に適した静かな部屋を用意し、さらに睡眠中は家族に静かにしてもらうよう協力も求める必要があります。
もし看護の仕事を開始して、予想以上に夜勤がきついと感じるようであれば、どこかに問題があると考えられることから改めて環境の見直しが必要です。
家事の負担や睡眠環境を振り返ってみて、そこに問題点を見つけて改善ができれば、夜勤の負担は軽くなり看護の仕事がずいぶんと楽になります。